誰よりも楽しく仕事をすることです。
リーダーの役割は、他人に自分の代わりに働いてもらうことです。
さらに、自分でやった時よりも高い成果を出してもらうことです。
リーダーは役割です。
リーダーは偉いわけではありません。優秀とも限りません。
掃除係、発注係と同じ役割の一つです。
人間が二人以上いたら組織です。
組織にはリーダーという役割が必要です。
お役なのです。
リーダーに必要な資質とは
生まれた時からリーダーのひとはいません。
全てのリーダーがリーダーになってから
リーダーに必要な能力や資質を身につけたのです。
裸の男とリーダーシップ
この動画を初めて見た時、鳥肌が立ちました。
リーダーのあり方とは何かをあらためて
教えてくれました。
西洋哲学的に言うと
社会心理学、組織心理学において
リーダー、リーダーシップの
その構造と役割を言語化しています。
つまりは、リーダーやリーダーシップを技術的
に再現が可能となっているのです。
技術的にリーダーになる方法
社会心理学、組織心理学的にリーダーの
必要条件を揃えれば
技術的には誰でもリーダーになれます。
リーダーシップを身につけられるのです。
技術的にリーダーシップを身につける方法
「裸の男とリーダーシップ」では、
リーダーではなく、
最初のフォロワーに焦点が絞られています。
- リーダーは、楽しくする。
- 最初のフォロワーをつくる。
- 最初のフォロワーのリーダーを引き立てる働きが最も重要である。
- リーダーは、フォロワーを評価、差別しない。
- 2番目以降のフォロワーは、フォロワーのまねをする。
結論から言うと
最初のフォロワーをつくることです。
そして最初のフォロワーにフォロワーの再生産をさせることなのです。
この要素を人工的に設定すれば、
誰でもリーダーになれます。
リーダーシップを身につけられるのです。
東洋哲学的に言うと
リーダー自身のあり方、リーダーの心のあり方が全てです。
リーダーとしての人間性を身につける方法
勉強することです。
紀元前の昔よりリーダーのあり方についての本は無数にあります。
また、原理原則もあります。
「貞観政要」は、最近読んだ本の中で最も印象に残ってます。
読んだのは、
出口治明さんの「座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」」です。
Youtubeでも勉強することが出来ます。
私は、鴨頭嘉人さんをよく見ています。
仕事が忙しくて、勉強する時間が無いとあなたへ
人生で成功する為の習慣 その1 早起き
実践する事で考え方が変ります。
人間は頭から先に理解することはありません。
常に行動が先です。後から解ります。
理解していると出来るは違います。
プロ野球選手は、練習することでプロのプレーが出来るのです。
イチローも小学生の頃から、毎日休まず練習したから一流なのです。
リーダーとしてのあり方も毎日の練習、鍛錬無くして行えることはありません。
プロのリーダーになる為には、日々の練習が必要なのです。
ひとに揉まれることです。
多くのひととの関わりや交わりの経験が、最も心のあり方が磨かれます。
出来るだけ若い時にこの経験を多く積めたらラッキーです。
どちらの方法で身につければいいの?
両方です。
最初は形から入ってもいいと思います。
つまりは、西洋哲学的な考え方です。
役割分担(フォロワーを予め設定する。)をする。
組織運営の仕組み(朝礼をする。集合ミーティングをする。目標を設定する。)を活用する。
これで誰でも技術的にリーダーになれます。
多くのチェーン店は、マニュアルでこれらが網羅されてます。
だからどんどん店長を育成して出店が出来るのです。
長期的な視点で考えると
東洋哲学的にリーダーとしての心のあり方、人格を身につけることです。
経営者になりたいのであればこちらは必須と言えます。
西洋哲学的に技術的にリーダーになることは出来ますが、
組織のひとが入れ替わったり、リーダー自身が別の組織に移ったり、
問題が起きたりした場合に対処出来ません。
そのような時には、再度、技術的に対処しないといけません。
反対にリーダーとしての心のあり方、人格を身につけると不偏です。
いつでも、どこでも、どんな環境でもやっていけます。
結論としては
まずは、西洋哲学的に技術的に仕組みを取り入れます。
大手のチェーン店のまねをすればいいのです。
それを継続的に実践し続けることです。
多くのひとは、この継続ができなくてリーダーとして失敗します。
日々の仕事が忙しいことや最近だと人手不足を言い訳にしてやりません。
やれば、絶対成功する法則が目の前にあるのにです。
その次にやることは、リーダーとしての心のあり方、人格を身につけることです。
これには時間がかかります。
リーダー自身が変わる必要があるからです。
さらにはリーダーだけでなく、実はその組織のメンバーも変わる必要があるのです。
自分を変える方法はただ一つ、善い行動の実践です。
結果、心のあり方も変わります。
まとめ
私は、23歳の時にバイトリーダーになったのが最初のリーダーでした。
学級委員長や生徒会長、部活のキャプテンをしたことのある人と比べると
遅いリーダーデビューです。
なので、生まれ持ってのリーダー資質があったわけでもリーダーとして英才教育を
受けていたエリートでもありません。
その後、26歳で店長になりました。
大手のチェーン店だったので技術的に店長になったわけです。
そして今に至るまで、リーダーとしての心のあり方、人格を学び続けてます。
今でも不完全です。生涯学び続ける必要があります。
リーダーとしての心のあり方、人格は、短期間では、身につきません。
なので、私は、まずは技術的にリーダーになることを進めます。
間違っていると言われることも沢山ありますが、
経験の浅い、若いリーダーに心のあり方、人格を求めるのは酷です。
だからリーダーになりたがらないんだと思います。
技術的にリーダーになってから、
時間をかけてリーダーとしての心のあり方、人格を身につけていけばいいと思います。
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