人生で成功するための習慣 その2 譲る

見返りを求めずに「譲る」ことです。

梅雨明けのグランドで

3歳の息子は、サッカーを習っています。

サッカーといっても3歳なので、ボール遊びです。

数人の同い年のお友達とコーチから、ドリブルやシュート、かけっこを習います。

あいさつやおかだづけも教えてくれます。

でも、最近は、雨の日が多く、練習がずっとキャンセルになってました。

やっとのことで先日、朝から快晴になり、練習に参加することが出来ました。

普段は、嫁が息子を連れて行くのですが、私も休みだったので、一緒に行きました。

ひさしぶりの快晴もあり、グランドには、ここぞとばかりに多くのチームが練習をしています。

息子のチームのちょうど隣で、小学生のチームが練習をしていたのですが、

息子達の練習が始まってしばらくすると、その小学生チームのひとり男の子が、

息子達のチームのコーチに声をかけました。

どうやら、小学生チームの練習している場所と息子のチームの練習している場所を交換しようと

持ちかけてくれたのでした。

年上と年下

なぜ場所を交換してくるのかの言うと、

小学生チームの練習している場所は、半分が日かげになっていました。

その日かげを譲ってくれると言うことです。

小学生のチームは、自分たちよりずっと年下の3歳のチームに日かげを譲り、

自分たちは、日のあたる場所での練習を選んだのです。

この光景を見た私は、自分が子供の頃を思い出しました。

私が子供頃は、年上、年下関係なく、遊んでました。

なので、年上が年下の面倒をみるのは当然のことでした。

その環境の中で、自然と周囲への気遣いや譲ると言うことを学びました。

むしろ、当たり前でした。

譲ることに対して、ましてや見返りなんて全く考えませんでした。

ところが今の自分はどうでしょう。


周囲に対して、それだけ気を遣えているか。

周囲に対して無条件で無意識に譲れているか。

答えは、出来ていません。

まとめ

無条件に譲るということは、譲った相手から無条件の信頼を得ることができるのだと思います。

部下や後輩に対して無条件に譲るということは、彼ら彼女らから信頼をえることが出来ます。

見返りを求めてはいけません。

同じことを、またその部下や後輩の下の世代にしてもらえれば良いのです。

それが面々と受け継がれる組織は、よい組織なんじゃないかと思います。