苦手なひとに伝えたい。コミュニケーションはキャッチボール


おはようございます。ないとーです。


今日は、最近みつけた本の紹介をしたいと思います。

その本は、『この気もち伝えたい』著:伊藤 守です。



今の会社でもそうなんですが、前の会社でもスタッフさんを採用して

最初のオリエンテーションの座学で、コミュニケーションについてお話します。

接客があるお仕事であることと、多くの仲間と仕事をしますので

円滑に仕事が進められるようにというのが目的です。


そこでいつもお話しをするのが、

「コミュニケーションはキャッチボール」です。


これはどういうことかと言うと

まずは、キャッチボールはひとりでは、できないということです。

少なくとも二人以上はいないとキャッチボールできません。

コミュにケーションも同じですよね。

あいさつや会話は、ひとりではできません。


そして、キャッチボールはがいつ成立するかなのですが、

①相手にボールを投げる。
②相手がボールをキャッチする。
③相手がボールを投げ返す。
④相手のボールをキャッチする。

分解してみると④ではじめてキャッチボールが成立することがわかります。


それでは、あいさつにおきかえてみると

①あいさつをする。
②相手があいさつしてくれたなと確認する。
③相手があいさつを返してくれる。
④自分があいさつしてもらえたことを確認する。

というわけで、同じように分解をしてみると

あいさつも④ではじめて成立することがわかります。

①②③では成立していないのです。


接客でのあいさつや従業員同士のコミュニケーションのとき

これを守れば、うまくいきますよと言うお話をしています。


とてもシンプルなことなのですが、

日常においては、忘れがち、怠りがちになってしまいます。

私もちょとした気遣いが足りなくて

コミュニケーションで失敗してしまうことがよくあります。


小学1年生くらいの頃に父親にキャッチボール教えてもらいました。

「ボールは、相手が受け取りやすように投げるんだよ。」

「ボールは、相手の胸に投げるんだよ。」

「ボールをキャッチしたら相手に投げ返すんだよ。」

弟とキャッチボールをすることがありました。

私が全力のストレートを投げたいと思って全力で投げると

弟は受け取ることができません。

受け取ることが出来ないと遠くにいってしまったボールを取りに行かなくて

いけなかったり、リズムよくキャッチボールできないので

弟はたのしくありません。キャッチボールをやめてしまいます。

そうすると私もキャッチボールをできなくなてしまいます。


やっぱりコミュニケーションと同じですね。

とてもシンプルなことなのですが、怠ってしまいがちです。

それを気づかせてくれる1冊でした。

興味ある方は、下のリンクから読んでみて下さい。