20代後半に今の仕事を続けることに不安になって転職を考えるとき

30歳の過渡期


25歳くらいになるとなんとなくですが、

今のまま、仕事を続けていてよいのだろうか、

この生活をつづけることはできるのだとろうか、

と誰しも不安になることがあります。


将来についての不安をなくせる方法はないのでしょうか。


25歳くらいだと仕事では、就職して3年くらいになり、

会社にも仕事にもなれてきて、少し周りをみる余裕が見えてくる頃です。

同級生や同業他社の同世代の働き方や年収が気になったりするものです。


仕事以外の生活でも、結婚したり、子供が出来たり、

定年退職する親をみて老いを感じたり、役割や考え方の変化が多くあるころです。


周りを見渡すと今度は、先が気にまります。

結婚して、子供ができたら、30歳くらいで家を買って、

子供が大きくなると教育費も気になるし、親の介護が必要になるかもしれないと

同居や2世帯住宅も考えなくてはいけないと考えるようになるわけです。

そうすると、今の会社や仕事で自分は、出世できるだろうか、収入はどうだろうか、

今の会社で出世や収入が見込めないと転職を考えるわけです。

そうすると転職がしやすいのは、30歳までといった情報も入ってくると

いよいよ将来のことも考えると、今、決めておかないといけないと考えるわけです。


これが、30歳の過渡期と言われるものです。


私自身も30歳のときの転職しました。

当時、リーマンショックもありこのまま当時の会社で働き続けることに不安を感じ

転職しました。

当時は、リストラの真っ只中で、仕事が楽しいとは思えませんでした。

このまま、腐ってしまう前にポジティブでいられるうちに次の行動をしようと

決めました。


私は、転職しましたが、転職をすすめるわけではありません。

特に、今の時代は、副業もしやすい環境にあり、当時と比べても選択肢は多くあります。

そのまま、転職せずに働き続ける選択肢もあるわけです。

転職せずに働き続けることが間違いだとは誰にも言えません。


働き方の選択肢を準備する


大切なことは、個人としての選択肢を持っておくことだと思います。

選択肢とは、まずは、先を見通すことです。

今の会社で働き続けて収入を増やすには、どんな選択肢があるのか、

自分が楽しいと思える働き方や役割は、どんな選択肢があるのか、

それを実現する方法は、そのために今やらなければいけないことは何か、

転職をするとして、自分のやりたいことは何か、自分の得意なことはなにか、

自分にできることはなにか、それを実現する方法は、

そのために今できることはなにか、

先を見通すことで、選択肢が見えてくるわけです。


自分には望む選択肢の道がないことに気がつく、

これもとても大切なことです。

そのまま気がつなければ、一生その選択肢を選ぶことは出来なわけです。

つまり、実現できる方法がないと言うことです。

しかし、自分には望む選択肢がないことに気がつけたら、

今からその選択肢を手に入れればよいのです。


店舗で店長をしているが、店舗で働く人がもっと楽になれるソフトウェアを自分で作りたいと

思うかもしれません。

でも、自分には、システム開発やプログラミングのスキルや経験は無いわけです。

そのままだと実現できる選択肢はないわけです。

しかし、その瞬間から、選択肢をつくることはできるわけです。


部署異動の希望を伝えられる会社であれば上司に相談してみることで道が拓けるかもしれません。

普段の自分の仕事の中で、ソフトやシステムに関する提案を上

司や会社に挙げつづけることも出来ます。

そのためのスキルが不足しているのであれば、勉強することも出来ます。

本やインターネット、スクールに通うことも出来ます。

色々と選択肢があるわけです。

今の会社でできることは全部やってみたが、どうやら、自分の望む選択肢が今の会社では、

実現できないのであれば、副業や転職をするのもまた選択肢と言えます。


最後に


いかがでしょうか、

自分には、選択肢がないと思うと不安になります。

しかし、選択肢があれば、その不安は、なくなることはありませんが減らすことはできます。

30歳の過渡期の次は、40歳ころに人生半ばの過渡期と言われる、人生最大の過渡期があります。

偉そうなことを書いてきましたが、私がまさに人生半ばの過渡期の真っ最中です。

人生100年時代ですのでまだ折り返し前です。

今からでも、新しい選択肢を手に入れていこうと行動してます。

私自身の物語がこれからも書き換えられていくわけです。